2024年 3月のアンバス1章は、4年ぶりにヴェルクが登場。
1章のなかでも、特にギミックがめんどくさい相手です。
前回に比べて前衛の火力が上がっているので、敵を倒す時間は短くなりました。
かわりに、「ソベランイーディクト」誘発のダメージ調整が難しくなっています。
◆前回の攻略
▼敵の情報
王タイプのボスが 1体。
お供のヴェルクは、前衛タイプが 2体。
後衛タイプが 1体。
すべて倒すとクリアです。
ボスより先にお供を倒すと、ボスが「ノブレスオブリージュ」を使用。
敵全体のレベルが上がります。
そのため、ボスを先に倒して、お供を倒すようにするのが良さそうです。
▽ボス:Bozzetto Regent
石化に完全耐性。
睡眠に強い耐性。
水属性,闇属性に耐性あり。
氷属性,雷属性が弱点。
範囲対象の特殊技が多め。
通常攻撃にもバインド付きの範囲攻撃があります。
注意が必要な特殊技は次のものです。
「ソベランイーディクト」
敵自身中心範囲で、効果範囲内の敵に魔法バリア(魔法ダメージ無効,30秒) + 効果範囲内のお供のヘイトリセット + お供がSPアビリティを使用。
Bozzetto Regent(ボス)に 25,000 以上〜39,999 以下のダメージを与えると、カウンターとして使用。
判定に使われるダメージには、同時に入った WS ダメージと、連携ダメージが合計されます。
ただし、「ソベランイーディクト」の魔法バリアが有効な間は、連携ダメージは 0 になります。
Bozzetto Regent(ボス)が特殊技の構え〜発動モーション中と、魔法の詠唱中はカウンター判定がありません。
物理ダメージで削るのならあまり影響がないので、Bozzetto Regent(ボス)が使う特殊技の中では比較的安全。
「ソベランイーディクト」をうまく誘発して、他の技を使わせないようにすると攻略が楽になります。
「ノブレスオブリージュ」
敵自身対象に HP 回復 + 状態異常回復 + 敵全体がレベルアップ。
Bozzetto Regent(ボス)に 40,000 以上のダメージを与えると、カウンターとして使用。
難易度「とてむず」では、Bozzetto Regent(ボス)より先にお供を倒した時にも使います。
Bozzetto Regent(ボス)が特殊技の構え〜発動モーション中と、魔法の詠唱中はカウンター判定がありません。
レベルアップすると敵に攻撃が当たりにくくなり、与えるダメージも下がるので、なるべく「ノブレスオブリージュ」を使わせないようにする必要があります。
レベルアップ 2回くらいまでは、あまり気にしなくても良さそうです。
レベルアップが 3回以上あるとミスが目立つようになる感じでした。
「ガランフ」
敵自身中心範囲で、魔法ダメージ + スタン + 攻撃ダウン(-25%)。
攻撃力ダウンが大きくて、「ソベランイーディクト」誘発が難しくなります。
誘発役のひとは、なるべく早く回復。
範囲スタンがあるので、アタッカーは WS のタイミングがズレて「ノブレスオブリージュ」を誘発してしまわないように注意。
「クロックタストロフィー」
敵自身中心範囲で、物理ダメージ + アムネジア。
Bozzetto Regent(ボス)の HP が少なくなるとダメージが上がるようです。
PC の被ダメージカット装備が増えたこともあって、危険度は大幅に下がりました。
アムネジアの効果時間が長くて、30秒を超えることもあります。
WS を撃てなくなって「ソベランイーディクト」を誘発できなくなるので、「クロックタストロフィー」を連発されると、Bozzetto Regent(ボス)を倒すのに時間がかかります。
▽お供1:Bozzetto Servitor × 1 (青色 / 黒)
Bozzetto Regent(ボス)の「ソベランイーディクト」に合わせて「魔力の泉」を使用。
泉中はデスとメテオを使用。
石化完全耐性と被魔法ダメージカットあり。
NM 専用技の「ジャングルフードゥー」を使用。
対象中心範囲に、魔法ダメージ + 呪い + 悪疫 + 麻痺の効果。
魔法射程ギリギリまで届くくらいに効果範囲が広くなっています。
▽お供2:Bozzetto Servitor × 2 (赤色 / ナ,暗)
Bozzetto Regent(ボス)の「ソベランイーディクト」に合わせて、それぞれ「インビンシブル」と「ブラッドウェポン」を使用。
被物理ダメージカットあり。
NM 専用技の「ジャングルワーラップ」を使用。
対象中心範囲に、物理ダメージ + 静寂 + バインド + アムネジア。
魔法射程ギリギリまで届くくらいに効果範囲が広くなっています。
▼編成
PT編成:盾前前コ赤詩
参加ジョブ:モ/戦
▽盾(ナイト,魔導剣士)
ジョブは、ナイトでも魔剣でもどちらでも良さそうです。
範囲攻撃が多い敵なので、範囲回復ができるナイトの方が楽だと思います。
赤魔が敵全体を寝かせた後に突入。
Bozzetto Regent(ボス)のタゲを取って、ノックバック対策のために開始位置の角を背にして固定します。
突入タイミングが早いと、敵の位置がばらけてしまって赤魔の寝かせが難しくなるので注意。
敵の特殊技に前方範囲の武器解除技があるので、マクロで装備を戻せるようにしておくと良さそうです。
▽前衛 ×2
「パナケイア」必須。
2時間で 2ダースくらい使いました。
火力があるジョブなら何でも。
「ノブレスオブリージュ」で敵のレベルが上がるので、命中は 1400程度あるほうが良さそうです。
Bozzetto Regent(ボス) → お供:青 → お供:赤 × 2 の順で撃破。
Bozzetto Regent(ボス)は、構え〜発動モーションが長い「ソベランイーディクト」にあわせて、全力で威力の高い WS を撃ち込みます。
「ノブレスオブリージュ」を誘発する危険を避けるため、他の特殊技の構えには WS を撃たないようにしました。
お供だけになれば、あとは普通に殴り倒すだけ。
ギミックなどはありません。
「ジャングルワーラップ」のアムネジアと、「サウリアンスライド」の武器解除 + 装備変更不可がメンドクサイくらいです。
Bozzetto Regent(ボス)もお供も、バインド効果がある範囲攻撃を持っています。
バインドを受けたら、「パナケイア」で自力回復。
「ソベランイーディクト」を誘発するまで WS を撃てないため、WS 単発のダメージを重視した装備がいいと思います。
WS の回転数や連携ダメージを気にする必要はありません。
お供の特殊技「ジャングルワーラップ」は、アムネジアの時間が意外と長いので、Bozzetto Regent(ボス)撃破後は倍撃ダメージのある武器に変更するのもいいと思います。
◇モンク
モクシャ装備は不要。
Bozzetto Regent(ボス)攻撃時は「ソベランイーディクト」を誘発させるので、モクシャの意味がありません。
お供はそもそもあまり強くないので、モクシャがなくても困りません。
そのため、WS 威力に全振りしたマルチアタック重視の装備がいいと思います。
武器は「グランツファウスト Rank:15」を使いました。
アフターマス Lv3 でマルチアタックをつけると、WS のダメージが跳ね上がる武器です。
Bozzetto Regent(ボス)攻撃時に使った WS は「空鳴拳」。
「ソベランイーディクト」誘発までに TP 3000 になることも多かったので、「TP:ダメージ修正」の WS が有利だと思います。
マルチアタックが乗れば、90,000以上のダメージを出すこともできていました。
「空鳴拳」で出たダメージの範囲は 20,000くらい〜90,000以上。
多かったのは、50,000〜70,000ダメージくらい。
ダメージのばらつきが大きいのは格闘 WS の仕様です。
お供攻撃時は、「猫足立ち」を使って「闘魂旋風脚」または「双竜脚」を撃っていました。
「猫足立ち」の効果が切れたら、「アスケーテンツォルン」に変更。
アムネジアが少なければ、「猫足立ち」の効果が切れる前に、お供 3体撃破できていました。
▽コルセア
「ネイグリング」推奨。
または、25,000 以上〜39,999 以下でばらつきの少ないダメージを出せる WS を撃てること。
ロールは「カオスロール」+「サムライロール」。
Bozzetto Regent(ボス)の「ソベランイーディクト」誘発担当。
WS ダメージが 25,000 以上〜39,999 以下になるように装備を調整して、特殊技の合間に WS を撃ち込みます。
「ネイグリング」を装備して「サベッジブレード」を撃つのがダメージを出しやすいと思いますが、
マルチアタックが乗ってダメージが 40,000 を超えることが多いようなら、射撃の属性 WS でもいいかもしれません。
(Bozzetto Regent(ボス)には闇耐性があるので、「レデンサリュート」はダメージ減少を考慮した調整が必要)
はじめ数回の戦闘は、ダメージ調整と割り切るのもアリだと思います。
お供だけになったら全力で攻撃に参加。
▽吟遊詩人
前衛に、栄典,メヌエット × 3曲。
盾と後衛に、栄典,マーチ,バラード × 2曲。
栄典がなければマーチ × 2曲。
Bozzetto Regent(ボス)に「ノブレスオブリージュ」を使われて前衛の命中が不足するようなら、前衛歌はメヌエットを 2曲にしてマドリガルを追加。
戦闘が始まったら、前衛と一緒に Bozzetto Regent(ボス)→ お供の攻撃に参加。
Bozzetto Regent(ボス)攻撃時は詩人も削り役で、「ソベランイーディクト」の構え〜発動中に高威力の WS を撃ち込みます。
「ソベランイーディクト」の誘発には参加しません。
誘発役が複数になると、WS が重なって「ノブレスオブリージュ」を誘発してしまうことがあったので、コルセア 1人だけで誘発するようにしました。
お供だけになったら全力で攻撃に参加。
▽赤魔道士
サポ黒、またはサポ学推奨。
サポ黒だと、トリガーを取ったあとの戻りにデジョンII が使えて便利です。
強化は、全体にプロテスV,シェルV,ヘイストII。
盾にファランクスII,リフレシュIII。
開幕で、感知されないギリギリの位置で「サボトゥール」を使って、スリプガ(または「精霊光来の章」で範囲化したスリプル)。
お供全体が寝れば OK で、ボスは寝なくても問題ありません。
戦闘中は、前衛が攻撃中の敵にディアIII,ディストラIII など弱体を入れます。
前衛が Bozzetto Regent(ボス)を倒したら青色のお供(黒魔)にサイレス。
盾が魔剣のときは、回復も担当。
▼戦闘の流れ
赤魔が敵の感知範囲外から敵全体にスリプガ(または範囲化スリプル)を撃ってから戦闘開始。
盾が Bozzetto Regent(ボス)のタゲを取って、開始位置の角を背にして固定。
Bozzetto Regent(ボス)は、コルセアが「ソベランイーディクト」を誘発。
前衛と詩人は、「ソベランイーディクト」の構え〜発動の間に高威力の WS を撃ち込んで攻撃。
Bozzetto Regent(ボス)を倒したら、お供:青 → お供:赤 × 2 の順で撃破。
1回の戦闘は 4分半〜5分半くらい。
「ノブレスオブリージュ」を使われてしまったり、アムネジアの効果時間が長かったりすると、6分を超えることもありました。
前回は 1戦に 10分以上かかっていて、敗退することもありましたが、今回の戦闘時間は半分以下と大幅に短縮。
攻略に失敗することもなく、安定して周回することができるようになりました。
「ノブレスオブリージュ」を数回使われたくらいでは影響を感じないくらい、前衛の火力と命中が高くなったのが大きいと思います。