2020年07月09日

7月バージョンアップ CL125〜CL128 ウォンテッド装備強化の感想

CL125〜CL128 ウォンテッド装備を強化できるようになりました。
強化は CL125 の装備だけだと予想していたので、CL128 装備はまったくチェックしていませんでした。

改めて、実装された装備の強化内容を見てみます。

▼バージョンアップ前から気になっていた装備

「気になる CL125 ウォンテッド装備」として挙げていた装備です。

▽メフィタスリング+1
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一番期待していた装備ですが、強化内容はイマヒトツでした。

INT+ が付きましたが、「メタモルリング+1」と比べると上昇量は少なめ。
「デス」に有効な強化はなく、INT が増えた分で魔命が少し上がるくらい。

「デス」用で使うなら、強化しなくても良さそうです。

▽ガストリタスラム+1
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予想通りに INT が増えましたが、上昇量は少なめでした。
いちおう、投てきアクセサリではトップクラスの INT です。
魔命や魔攻が上がらなくて、イマイチ使いづらい感じな気がします。

精霊や魔法系ダメージなら、「ペムフレドタスラム」の方が火力は上だと思います。
「デス」用なら、MP は 5 下がる代わりに魔命が上がる「オンブルタスラム+1」の方が良さそう。

▽アバブリニ+1
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残念ながら、ケアル性能は上がりませんでした。
いちおう、回復魔法スキルが増えた分で、少しだけケアル回復量は上がるはずです。

強化魔法スキルは、白魔が装備できる武器の中では、たぶんトップです。
「フルキオグリップ」も使えば、メイン,サブ合計で強化魔法スキル +24 になります。

……が、
オンリーワンの性能を持つ「ベニフィクス」と、白魔が使える盾としては性能がぶっ壊れている「アムラピシールド」の組み合わせを超えるものではありません。

わりと大きめの被ダメカットがつくので、範囲に巻き込まれながらケアルガするときには便利だと思います。

▽ウォーダチャーム+1
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防御系の性能がつくと予想していたのに、攻撃系の性能がつきました。

黒学赤風の MB 用なら、「水影の首飾り」の方が高性能です。
なので、ほぼ青魔用の装備になりそうです。

「連携ダメージ+」は、従来「連携ボーナス+」となっているものと同じだと思います。
ギフト 1200 以上の青魔なら、「パラライズトライアド」をセットして、「アクリメーター」と「ASチャルク+3」と合わせて「ウォーダチャーム+1」を使えば、キャップの +50% に届きます。

「シャンデュシニュ」を連打する場合は、「フォシャゴルゲット」で WS ダメージ自体を増やすのとどちらがいいかは、検証する必要がありそうです。

▽ターニオンダガー+1
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低めの短剣スキル+ を補えるだけの命中+ がつきました。
サブに装備して、「トリプルアタック+4%」と「ウェポンスキルのダメージ+5%」を上乗せする使い方も良さそうです。

でも、シーフと踊り子には、それぞれ「サンダン」「ポリヒムニア」という高性能 Oboro 武器があるので、わざわざ強化しなくてもいいような気もします。

▽デマサルデーゲン+1
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魔法剣ダメージ+ がついて、ますます赤魔向きに強化されました。
「デュエルソード」(とそのHQ)と違ってサブに持っても有効なようですが、二刀流にしたときにどういう計算になるのかは、よくわかりません。

「プクラトムージュ+1」と組み合わせると面白そうです。

▽バーシチョーカー+1
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回避+ の固定値が付きました!
回避の合計は 20〜30 で、首装備ではトップだと思います。
シーフの回避装備として、文句なしで高性能です。

▽ケンタークベルト+1
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火力に寄った「セールフィベルト+1」と比べると、命中に寄った強化になりました。
DEX が多いので、シーフ,踊り子,青魔に良さそうです。

ジョブ特性にトリプルアタックが付くシーフと青魔は、「チナーズベルト+1」とどちらを選ぶか悩みます。

▼未チェックだったけど欲しい装備

バージョンアップ前はチェックしていなかったけど、高性能そうで持っておきたい装備です。
CL128 のものが多いです。

▽マランスタッフ+1
ff11_20200708_marin01.png

黒魔にとっては大事件になりました。

「マランスタッフ+1」を Rank:15 まで強化すると、次の性能になります。
  • INT+32〜37
  • 魔命+55 
  • 魔攻+68 
  • 魔法ダメージ+217
  • 魔命スキル+242(魔命+122相当/魔命換算合計+177)
  • ファストキャスト+3%

これを、ほかの黒魔杖と比較してみます。
(カッコの中の数値は、「マランスタッフ+1 Rank:15」との差)

ラシ Type:A
  • INT+32 (+-0〜-5)
  • 魔命+0 (-55)
  • 魔攻+68 (+-0)
  • 魔法ダメージ+232 (+15)
  • 魔命スキル+242(魔命+122相当/魔命換算合計+122) (-55)

グリオアヴァール(黒魂MAXオグメ:INT+20 魔命+25 魔攻+25 魔法ダメージ+10 マジックバーストダメージ+10)
  • INT+39 (+7〜+2)
  • 魔命+39 (-16)
  • 魔攻+55 (-13)
  • 魔法ダメージ+227 (+10)
  • 魔命スキル+242(魔命+122相当/魔命換算合計+161) (-16)

レーヴァテイン IL119+
  • INT+0 (-32〜-37)
  • 魔命+30 (-25)
  • 魔攻+70 (+2)
  • 魔法ダメージ+279 (+62)
  • 魔命スキル+269(魔命+135相当/魔命換算合計+165) (-12)


「ラシ Type:A」終了のお知らせ。
「グリオアヴァール」終了のお知らせ。
「レーヴァテイン」終了のお知らせ。

というか、これまで存在した黒魔杖のほとんどが焼き払われました。

もともと「ラシ Type:A」は、火力だけなら「グリオアヴァール」や「レーヴァテイン」より高いダメージを出していました。
でも、「魔命がないかわりに火力特化」という性能で、状況によって使い分ける余地がありました。

ところが、「マランスタッフ+1 Rank:15」は「魔命を積み込んだ『ラシ Type:A』」のような性能になりました。
それも、「ちょっと魔命がついてる」どころではなく、「『レーヴァテイン IL119+』を超えるほどの魔命」が乗っています。

現状では、「マランスタッフ+1 Rank:15」に対抗できる杖は、
残魂で Rank:15 まで強化して魔命に特化した「レーヴァテイン IL119+ Rank:15」か、
残魂で Rank:15 まで強化して「デス」に特化した「フヴェルゲルミル IL119+ Rank:15」くらいしかないと思います。

ちなみに、「ユーゴククリ+1」は強化に期待して確保していましたが、「マランスタッフ」は Reclaimer に投げ込んでいたので手持ちにはありません。

▽プクラトムージュ+1
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魔法剣ダメージが大幅に増える片手剣になりました。
二刀流で魔法剣ダメージ+ の効果が合計できるなら、「クロセアモース」と合わせると面白そうな気がします。

まぁ、赤魔はジョブマスターになってもいないのですが。

▽アルハゼンハット+1
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防御力はないままですが、命中と回避が大幅に上がるようになりました。

DEX 1 = 命中 0.75 で換算すると、命中+92 相当
AGI 1 = 回避 0.5 で換算すると、回避+110 相当になります。
「マリグナスシャポー」が命中+80 相当,回避+107 相当なので、どちらの値も「アルハゼンハット+1」の方が上回ります。

とはいえ、魔回避は高くなく、被ダメカットもないので、攻撃を受けると痛そうです。

▽ブリスタサリット+1
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STR と DEX が大幅に増えて、下位の「ボイジャーサリット」っぽい雰囲気になりました。
おまけに、「クリティカルヒット+10%」までつきます。

「ムンムボンネット+2」の回避を減らして火力を上げたような性能で、「ビクトリースマイト」や「シャンデュシニュ」と相性がよさそうな頭装備です。
これだけ高性能な上に、全ジョブ装備可能。

その代わり、これをドロップする Vermillion Fishfly (ヴァーミリオンフィッシュフライ)は CL125 とは思えないほどに突出して強い相手で、土台を手に入れるのも簡単にはいきません。(→ Vermillion Fishfly 青魔 ソロ 撃破

▽コーホトクローク+1
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もぎヴァナで紹介されて話題になった胴装備です。
魔命と魔攻が 100 も増えるという、凄いのか雑なのかわからないような強化がきました。

ジャリ+2 の頭&胴と比べると、INT はやや下がりますが、魔命と魔攻は上回ります。
ジャリ+2 頭とアマリク HQ 胴 Type:D の組み合わせと比較しても引けを取りません。(ただし、アマリク HQ はコンビネーションで魔攻が増えます)

コーホトクローク+1
  • INT+76
  • 魔命+110〜+120
  • 魔攻+100
  • ヘイスト+9%

ジャリコロナル+2 & ジャリローブ+2
  • INT+86 (+10)
  • 魔命+90 (-20〜-30)
  • 魔攻+84 (-16)
  • ヘイスト+4% (-5%)
  • リフレシュ+4
  • ファストキャスト+3

ジャリコロナル+2 & AMダブレット+1 Type:D
  • INT+74 (-2
  • 魔命+77 (-33〜-43)
  • 魔攻+99 (-1) ※他部位のアマリクHQがあれば1部位ごとに魔攻+10
  • ヘイスト+6% (-3%)
  • リフレシュ+3

弱体魔法スキルもついていて、弱体用魔命装備としても高性能。
後衛装備としてはヘイストが高めというメリットもあります。
「テネブラルクラッシュ」を使わないなら、頭装備の分だけカバンを空けることもできるかもしれません。

欠点は、リフレシュ+ がないこと。

魔法とも魔法ダメージとも無縁なモンクと からくり士も装備できます。

▽ガズブレスレット+1
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攻撃が少し下がる代わりに、命中が大幅に上がるようになりました。

命中+ だけで 91〜96 もある上に、DEX も合わせると命中+122 相当の性能があります。
DEX 合算で命中+92 相当の「マリグナスグローブ」を大幅に上回る値です。

内部ジョブがシーフや忍者で回避が高い NM 相手に TP を溜めるときに使えそうな手装備です。

▽ラマスミトン+1
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召喚魔法スキルを上げつつ、召喚獣のステータスと命中も増やすという、贅沢な性能の手装備になりました。

召喚獣のステータスが命中に与える影響がどのくらいかわかりませんが、仮に PC と同じだとすると、「召喚獣: 命中+62 相当」になって「CNブレーサー+3」を超えます。
Albumen など回避が高い敵に履行を撃ち込むときに、火力を犠牲にして命中を増やすという使い方ができそうです。

同じ NM が落とす「アステリアミトン+1」は、なんかビミョウな感じがします。

▽ハイゲアクロッグ+1
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Lv99 時代に最終装備といわれた「ケアルクロッグ」が、IL 時代に再び戻ってきました。

ケアル用足装備の定番の「ヴァニヤクロッグ  Type:D」と比べると、回復魔法スキル+ は下がりますが、ケアル詠唱時間- とケアル回復量+ は上回ります。
さらに、敵対心- もついています。

白魔しか装備できないという制限はありますが、赤学をやらないなら、最終装備の1つになると思います。

▽カコエシクリング+1
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もともと命中装備として優秀な指輪に、さらに DEX と AGI が付きました。
DEX も合算すると命中+18 相当になります。

「イラブラットリング」「ニックマドゥリング」「王将の指輪」あたりがあれば強化の必要はないかもしれませんが、この 3つはそれぞれ装備可能ジョブが微妙に違います。(例えば、青魔は「イラブラットリング」しか装備できない)

「カコエシクリング+1」は全ジョブ装備可能なので、装備の圧縮もできそうです。

強敵の Vermillion Fishfly (ヴァーミリオンフィッシュフライ)のドロップというのが難点。(→ Vermillion Fishfly 青魔 ソロ 撃破

▽フィフォレケープ+1
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すべての魔法ジョブ(なぜか からくり士を含む)が装備できる、「ファストキャスト+10」の背装備がようやく実装されました!
これで、アンバスジョブマントを整理して大幅に減らすことができそうな気がしますが、実のところはそうでもありません。

ファストキャスト付きのアンバスジョブマントは白黒青で使っていますが、このうちでファストキャストのためだけに持っているのは、黒魔の「タラナスケープ」だけです。

白魔の「アラウナスケープ」は、基本性能の「ハートオブソラス+10 カーズナ+25」が重要です。
青魔の「ロスメルタケープ」は、ナイズル攻略用のオグメにしています。
どちらも用途が違うので、まとめることができません。

今後、赤魔や学者をやることがあれば、共有できるかもしれません。

ちなみに、これをドロップする Vidmapire (ヴィドマピール)は、CL128 の中でも特に強くて、めんどくさいギミックまである強敵です。(→ Vidmapire 召喚 ソロ 撃破
CL128 というのも、たぶん「CL135 よりはマシ」という意味だと思います。

CL128 でも、Vedrfolnir (ヴェドルフォルニル)とか Azrael(アズラエル)あたりは、殴っているだけでも勝てるのに……。

▼気になっていたけどちょっと残念だった装備

▽フューリーフィスト+1
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下位装備の「クロスカウンター」は、隔が長いかわりに D値は大きい武器でした。
それが IL 版では、隔は長いのに D値はひかえめという、よくわからない性能になりました。
CL122 の「峨嵋刺改」の強化後と比べると、隔は同じなのに D値は 20 も低いです。

火力が低いかわりについた性能は、武器としてはかなり多いリジェネがつきます。
「真膝丸腹巻」と羅王 HQ 頭手脚足、さらに「バーシチョーカー+1」をつけると、リジェネ+30 になって、常時「リジェネIV」がかかっている状態になります。

だからナニ? という気はしますが。


▽ユーゴククリ+1
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命中と回避が高くてバランスの良い短剣ですが、イマイチ特徴がありません。
というか、「ターニオンダガー+1」と特徴がかぶる上に、火力で負けます。

回避が高くなるのでサブに持って回避ブースト、という使い方なら、もっと簡単に手に入る「ニビルナイフ Type:A」があります。

風属性魔攻とかつけば面白かったのに……。

▽ジュートブーツ+1
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魔回避はかなり高い値になりましたが、回避は低いままでした。
増えた AGI を合算しても、回避+87 相当です。

シ狩で、「移動速度+18% は欲しいけど AF119 を強化するほどではない」というときに便利なお手軽移動速度アップ装備の位置づけから変わらない感じで、それなら強化しなくてもいいかな、という気がします。

▽オリストケープ+1
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すべての魔法ジョブ(なぜか からくり士を含む)が装備できる、INT,MND,魔命がすべて +33 になる便利マント……の、ような気がします。

でも、「フィフォレケープ+1」と同じように、これもなかなか使いづらそうです。
すでに「魔命だけに特化した弱体用マント」を持っていれば、まとめて置き換えてしまって良さそうです。
「魔命を上げつつ他のことにも使うマント」を使っていると、魔命特化マントが増えるだけになります。

カバンに余裕ができれば、強化するかもしれません。
posted by Madalto@芝鯖 at 23:57| Comment(2) | 武器防具
この記事へのコメント
ガズブレスレットの装備可能ジョブ、その中に燦然と輝く「暗」の一文字・・・
この命中とヘイストは危険なおもちゃになりそうな予感がひしひしとしますね・・・
Posted by at 2020年07月10日 15:04
コメントありがとうございます!

ブリスタサリットのインパクトに隠れてますけど、かなりぶっ飛んだ装備ですよね……
Posted by Madalto@芝鯖 at 2020年07月10日 21:33
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