格闘 RMEA がすべて Rank:15 になったので、それぞれを使ってみた感想や比較などを書いてみました。
それぞれに異なった特徴があって、おもしろいと思います。
WS のダメージは、次の条件で出しました。
TP 3000 で、ルフェーゼ野 CL119 ウォンテッドNM、Immanibugard に撃ったダメージ。
「乾坤圏 Rank:15」は、ジョブマスターの からくり士で使用。
その他の武器は、ジョブマスターのモンクで使いました。
▼格闘 RMEA 基本スペック
IL119+ | D+ | D値 | 隔+ | 隔 | D/隔 | 命中 | TP |
スファライ IL119+ | 182 | 262 | 116 | 386 | 0.679 | 226 | 64 |
グランツファウスト IL119+ | 170 | 250 | 126 | 396 | 0.631 | 226 | 65 |
乾坤圏 IL119+ | 144 | 224 | 79 | 304 | 0.737 | 226 | 56 |
ウルスラグナ IL119+ | 158 | 238 | 81 | 351 | 0.678 | 226 | 60 |
ゴッドハンド IL119+ | 197 | 277 | 138 | 408 | 0.679 | 226 | 72 |
Rank:15 | D+ | D値 | 隔+ | 隔 | D/隔 | 命中 | TP |
スファライ Rank:15 | 206 | 286 | 116 | 386 | 0.741 | 226 | 64 |
グランツファウスト Rank:15 | 199 | 279 | 126 | 396 | 0.705 | 256 | 65 |
乾坤圏 Rank:15 | 168 | 248 | 79 | 304 | 0.816 | 256 | 56 |
ウルスラグナ Rank:15 | 178 | 258 | 81 | 351 | 0.735 | 241 | 60 |
ゴッドハンド Rank:15 | 221 | 301 | 138 | 408 | 0.738 | 256 | 72 |
▼スファライ
(関連記事:スファライ Rank:15 達成!)
モンク専用の格闘レリックウェポン。
格闘 RMEA の中では、あまり目立たない見た目をしています。
カウンターの発生率が高い、攻防一体の格闘武器です。
ジョブマスターのモンクなら、「スファライ」だけで 41% の確率でカウンターが発生します。
Rank:15 にすると「カウンターダメージ+30%」がついて、カウンターの威力がさらに上昇。
攻撃間隔が短い相手や、マルチアタックのある敵ほど火力が爆発します。
クリティカル+ やカウンタークリティカル+ を積むと、カウンターで 4桁ダメージを連発。
敵の百裂拳を撃ち返してガンガン削るのはかなり楽しいです。
醴泉島のドメインベージョンやダイバーでは、魅了された PC を返り討ちにすることもあります。
隠し性能で 3倍撃がついていて、発動率はおよそ 12% くらい。
片手の初撃のみで有効。
確率はあまり高くないですが、通常攻撃のダメージがときどき 4桁になります。
Rank:15 になっても命中+ がつかなくて、命中不足になりやすいのが欠点。
命中が低いとカウンターもダメージにならない(ミスになる)ので、特長をいかすためにも命中確保が重要です。
また、カウンターを効果的に使うには、当然ながら敵のタゲを取る必要があります。
そのため、盾がいるパーティでは、「スファライ」の真価を発揮することができません。
どちらかというとソロ向きの武器ですが、タゲを取っても死ににくいので、オーメンやダイバーなどの乱戦でも活躍します。
「ファイナルヘヴン」は「スファライ」(および対応した武器)装備時のみ使用できる、武器固有の WS です。
Lv99 時点でダメージ +40% 増加。
Rank:15 にするとさらに +20% 増えます。
ダメージは、「ビクトリースマイト」と比べると控えめ。
11786 ダメージ

「ファイナルヘヴン」は 2019/10/10 の格闘 WS 調整の対象外だったので、ダメージが伸びにくいのかもしれません。
アフターマスで「蹴撃+15」をつけるためのトリガーと考えた方が良さそうです。
▼グランツファウスト
(関連記事:グランツファウスト Rank:15 達成!)
モンク専用の格闘ミシックウェポン。
ナジャ社長のトゲトゲよりもトゲが多いです。
TP が溜まるのが速く、WS でダメージを稼ぐタイプの格闘武器です。
TP 3000 のアフターマス「時々2-3回攻撃」が発動すると、TP がもの凄い勢いで溜まるようになります。
「インピタス」中の「カランビット」を除けば、おそらく格闘武器最速。
計算上では、「ゴッドハンド」や「サギッタ Type:A」よりも速く TP が溜まります。
そして、「時々2-3回攻撃」は WS の初段にも有効で、ヒット回数が増えて WS の威力が上がります。
「集中&回避性能アップV」で「集中」効果時間中の命中,攻,クリティカル率が上がるのも、WS のダメージアップに効果的です。
このため、強力な WS を連発しやすい武器です。
その反面、アフターマスが切れると火力が大きく下がります。
格闘 REMA の中では D/隔が最も低く、通常攻撃性能はひかえめ。
アフターマスを維持するために定期的に TP3000 まで溜める必要があり、効率を落とすこともあります。
「時々2-3回攻撃」はダブルアタックよりも優先順が低く、ダブルアタック確率が上がっていると 3回攻撃が発動しにくくなってしまいます。
そのため、ダブルアタックよりストア TP を伸ばした方が良いと思います。
なお、通常攻撃では「時々2-3回攻撃」は片手の初撃のみで発動します。
武器に対応する WS「アスケーテンツォルン」は、Lv99 時点でダメージ +30% 増加。
Rank:15 にすると、さらに +15% 増えます。
攻撃力補正が高いらしく、格闘 REMA 対応 WS の中では「グランツファウスト」+「アスケーテンツォルン」のダメージが一番高くなります。
19527 ダメージ

さらに、「時々2-3回攻撃」やクリティカルが乗ると、ダメージが大幅に増えることがあります。
29165 ダメージ

「アスケーテンツォルン」を主力に使えば、ダメージ性能は「ウルスラグナ」に負けないと思います。
連携属性が「核熱/貫通」のため、セルテウスの WS に割り込まれないのも、大きなメリットです。
▼乾坤圏
(関連記事:乾坤圏がRank:15達成!)
からくり士専用の格闘ミシックウェポン。
刃物のような見た目の格闘武器です。
オートマトンを直接的に強化する要素は少ないですが、唯一無二の性能「オーバーロード制御」が強力です。
「オーバーロード制御」の効果は、マニューバの負荷が 3分の1 に減少。
効果発動時に負荷が上がるアタッチメントを使うときに威力を発揮します。
該当するアタッチメントは次の 8つ。
- フレイムホルダー
- ヒートキャパシター
- H.キャパシターII
- アイスメーカー
- レプリケーター
- バラージタービン
- イレーザー
- エコノマイザー
このうち、「乾坤圏」の恩恵が特に大きいのは「フレイムホルダー」だと思います。
「フレイムホルダー」を搭載すると、オートマトンの WS ダメージが大きく増えます。
そのかわり、WS を撃つたびに負荷上昇。
ペット STP を積んでオートマトンを自動一人連係状態にしていると、あっという間に負荷が上がってしまい、他の武器ではまともに運用できません。(というか、「乾坤圏」でも気を抜くとオーバーロードします)
射撃戦マトン用 WS「アルクバリスタ」(火マニューバに対応)が最大火力を出すようになってからは、火マニューバを複数点灯することも多くなったので、「オーバーロード制御」が有効な機会も増えました。
しかし、防御について高負荷になるアタッチメントはないため、盾マトンを運用するときは、「乾坤圏」のメリットはほとんどありません。
「シュルツン」を積んで土マニューバを複数点灯するときくらいだと思います。
TP3000 時のアフターマス「時々2-3回攻撃」は、本体とオートマトンの両方に有効。
オートマトンの TP が溜まりやすくなって、自動一人連係が楽になります。
「マーシャルアーツ効果アップV」の効果は「隔-50」。(用語辞典には「隔-55」とありますが、得TP から計算すると「隔-50」になるようです)
実質的な隔は +29 で、IL119 格闘武器の中では最速の攻撃間隔です。(IL119 に隔+0 の格闘武器がないため)
D/隔は Rank:15 のときで 0.816 と、格闘武器としては突出して高い値になります。
一方で、隔が短すぎるデメリットもあります。
マーシャルアーツ過剰になりやすく、ヘイスト MAX 時は「マーシャルアーツ効果アップV」がまるごと無駄になります。
また、1撃あたりの得 TP が少ないため、TP3000 のアフターマスをつけるのに、かなり時間がかかってしまいます。
武器に対応する WS「連環六合圏」は、Lv99 時点でダメージ +30% 増加。
Rank:15 にすると、さらに +15% 増えます。
しかし、「乾坤圏」は格闘 RMEA としては D値が低く、からくり士は STR や VIT が高くならないので、Rank:15 でもあまりダメージは増えません。
それでも、「乾坤圏」で「ビクトリースマイト」を撃つよりは、大きなダメージが出ます。
8279 ダメージ

オートマトンの WS の方がダメージは大きいため、ダメージを稼ぐためというよりは、アフターマスを付けたりオートマトンに連携させたりするために使うことが多い印象です。
▼ウルスラグナ
(関連記事:ウルスラグナ Rank:15 達成!)
かなりゴツイ見た目をしている、格闘エンピリアンウェポン。
格闘 RMEA といえば「ウルスラグナ」というくらいに、印象と知名度が高い武器だと思います。
アフターマスで「時々3倍撃」が発動し、通常攻撃の性能が優れる格闘武器です。
倍撃は TP 1000 / 2000 / 3000 それぞれで、約30% / 40% / 50% の確率で発生。
他のエンピリアンウェポンはマルチアタックを含む全ての通常攻撃で倍撃が発動するようですが、「ウルスラグナ」は片手の初撃のみで発動します。(マルチアタックには乗らない)
Rank:15 のときの D/隔 は 0.735で、「乾坤圏」「スファライ」「ゴッドハンド」に続く 4番手。
しかし、倍撃発動中は格闘 RMEA 中で最高のダメージ性能を発揮します。
その火力を維持するために、アフターマスを切らさないようにするのが重要です。
通常攻撃の火力が大きいため、モンクのアビリティ「インピタス」や「無想無念」と相性が良いです。
「インピタス」中は 3倍撃にクリティカルが乗りやすく、飛躍的にダメージが伸びます。
3倍撃は「無想無念」中も有効なので、「インビンシブル」など物理無効技を使う相手をそのまま殴り倒すことができます。
隔が短いため、マーシャルアーツ過剰になりやすいのが欠点。
モンクでも からくり士でも、ジョブマスターになると、ヘイスト MAX 時はジョブ特性だけでマーシャルアーツ過剰になります。
その影響で TP が溜まりにくく、一人連携に失敗することも多いです。
なお、隔が短くて 3倍撃があるという通常攻撃性能の高さから、使用者が魅了されたときの危険度は計り知れない強さです。
そして、「ドレッドスパイク」が天敵です。
Rank:15 にすると、武器に対応する WS「ビクトリースマイト」のダメージが +10% アップ。
さらに、「ビクトリースマイト」に効果的な、STR と DEX も増えます。
「ビクトリースマイト」に特化したオーグメントです。
14798 ダメージ

ただ、他の格闘 RMEA を使っても、同じくらいのダメージが出ます(「乾坤圏」を除く)。
「ウルスラグナ」で撃つ方がダメージは出ますが、大きな差になりません。
おそらく、「ウルスラグナ」の D値があまり高くないからだと思います。
「ウルスラグナ」は通常攻撃で削る武器と割り切るのがよさそうです。
▼ゴッドハンド
(関連記事:ゴッドハンド Rank:15 達成!)
究極連携が使える格闘イオニックウェポン。
最もサイズが大きな格闘武器で、青い爪がすごく目立ちます。
欠点がなく、通常攻撃も WS も高性能なバランスが良い格闘武器です。
見た目がゴツいだけあって、D値は格闘武器のなかで最高値。
D/隔も高くて、通常攻撃の削り性能も優秀。
ストアTP がついていて TP が溜まるのが速く、「TPボーナス+500」で WS ダメージも期待できます。
そして、Rank:15 に強化すると、命中の不安もなくなります。
これらの性能がアフターマスに依存しないのもメリットです。
火力維持のために TP を使う必要がありません。
アフターマスが必要な「グランツファウスト」や「ウルスラグナ」と違うところです。
アフターマスをつけると、究極連携が出せるようになります。
出せる究極連携は「極光」のみ。
「ゴッドハンド」では闇 WS を撃てないので、「黒闇」は出せません。
究極連携のダメージ倍率が高い上に、アフターマスの連携ボーナスが加わって、瞬間火力はかなり大きいです。
武器に対応する WS「四神円舞」は、「ゴッドハンド」で撃つとメリットポイント 5段階の性能になります。
Rank:15 にすると、ダメージが +10% 増加。
「四神円舞」は 2019/10/10 のバージョンアップで強化されて、「ビクトリースマイト」と同じくらいのダメージが出るようになりました。
14212 ダメージ

TP でダメージが増えないので、アフターマスをつけないなら即撃ちで OK。
主力として十分に使える威力です。

究極連携を出せる状況なら、瞬間ダメージは格闘 RMEA のなかでもトップクラス。
速攻で敵を倒したいときに役立ちます。

D値が大きくて「TPボーナス+500」があるので、どの WS でも高いダメージを出せるのも便利です。
▼まとめ
スファライ
カウンターをいかせる状況なら最強。
タゲを取れないと威力を発揮しづらい。
百烈拳と殴り合うのが熱い。
グランツファウスト
WS の威力が高くて連発できる短期決戦型。
アフターマスを維持するコストが重い。
「アスケーテンツォルン」特化のトゲトゲ。
乾坤圏
攻撃型オートマトンを安定運用するときには必須。
防御,支援型オートマトンなら他の武器でも。
からくり士のステータス的な武器。
ウルスラグナ
3倍撃が強くて、ダメージ性能は格闘武器中でトップ。
通常攻撃の比重が大きく、WS ダメージはいまいち伸びない。
「クロリスの双葉」を 50個集めた者達は面構えが違う。
ゴッドハンド
通常攻撃も WS 性能も優れるバランス型。
アフターマスなしでも強いのが魅力。
究極連携はロマン。