2022年 6月のアンバス1章は 1年半ぶりのクトゥルブ。
以前はボスが「忖度大強要」を使い出したら勝利確定の楽な戦闘でしたが、バージョンアップで敵が強化されてしまいました。
6月のバージョンアップで変わったところは 3つ。
◇複数のターゲットを持っているときに、プレイヤーが受ける攻撃のダメージ倍率が変更。
3体のターゲットを保持:ダメージ 2.7倍 → 2.0倍
2体のターゲットを保持:ダメージ 0.9倍 → 0.2倍
1体のターゲットを保持:ダメージ 0.3倍 → 0.1倍
おそらく、「個別にお供のタゲを取ってそれぞれ撃破しろ」という開発からのメッセージだと思います。
お供のタゲが 1体だけなら、ダメージカットをほとんど載せていない後衛ジョブでも、リジェネ(IV 〜 V)で耐えられるくらいのダメージになるようです。
◇「忖度強要」「忖度大強要」を最大HPの10%以下で受けた場合に即死の効果が発生。
前回まではボスが「忖度強要」「忖度大強要」を使いだしたら回復不要になっていましたが、修正されてしまいました。
回復しないと即死しますが、回復しすぎるとボスの吸収・回復量が増えて戦闘が長引きます。
◇同じ PC を攻撃した際に発生するリゲインの TP 上昇値が 50 から 100 へと上昇。
1人で多くの敵を保持していると、特殊技のペースが速くなります。
「トリプルリバーサル」が出やすくなるので、事故で失敗することが増えました。
5月の魔法マムージャ戦の改悪に続いて、6月のクトゥルブ戦も敵が強化されました。
この修正で、前回までやっていた攻略のうち、「マラソン作戦」はかなり難しくなりました。
お供のリゲイン強化でマラソン中の「トリプルリバーサル」が多くなってしまい、マラソン役が死にやすいです。
ひとまず、野良 PT では「マラソン作戦」は 1度も成功しませんでした。
また、マラソンせずにキープして、お供の TP を「ミュインララバイ」で消す作戦もハードルが上がりました。
お供のリゲインが増えて、「ミュインララバイ」が少しでも遅れたり、盾に 1以上のダメージが 3〜4回発生したりするだけで「トリプルリバーサル」を使われてしまいます。
ひとまず今回は、従来の作戦のうちでも比較的成功しやすい、「キープしてミュイン」でやってみました。
ちなみに、攻略のしやすさでは、ボスのタゲを忍者が持って、お供 5体のタゲを後衛で分散して取るようにするのが楽なようです。
◆前回の攻略
▼敵の情報
▽共通
敵の被ダメージが大幅に増加しています(ボス 10倍,お供 2倍)。
そのかわり、ダメージアップ分以上に HP も増えています。
WS でカンストダメージが出やすく、通常の敵に 10000以上のダメージがでる WS はダメージを制限されているのと変わりません。
そのため、連携でダメージを稼いだり、手数を増やしたり、通常攻撃の倍撃で削るのが良いようです。
ボスとお供共通で、ボスの HP が 80% 以下の時に 1人の PC で 3体以上のタゲを持っていると、「トリプルリバーサル」(HP 33,333 吸収)を使用。
また、1人の PC が敵 2体以上のタゲをもっていると、敵にリゲイン(3秒あたり TP 100)が発生。
お供が残っていても、ボスを倒せばクリアです。
▽ボス:Bozzetto Bigwig (シ/忍)
HP 80% くらいでお供を召喚。
HP 50% くらいで「絶対回避」を使用。
HP 30% くらいでお供を再召喚(減っている場合)。
残り HP によって、攻撃手段と特殊技が変わります。
常時使用:鯨波,大喝
100% 〜 80%(片手剣装備):一刀両断,マングル
80% 〜 60%(素手):スパイナルクリーブ,落掌,トリプルリバーサル
60% 〜 30%(短剣装備):アンブレストジャンビア,幻影両断,トリプルリバーサル
30% 〜 0%(素手):忖度大強要,幻空抜剣,トリプルリバーサル
気を付けておく必要がある特殊技は次の通り。
「アンブレストジャンビア」
敵自身中心範囲の HP 吸収。
空蝉が全消去されます。
HP 50% 〜 25% の間はボスの通常攻撃に即死の追加効果がついているので、空蝉消去 → 通常攻撃即死の事故が起きやすいです。
構えのログを見たら、空蝉の張り直しを優先。
「幻影両断」
前方範囲の 5回攻撃+スタン+ディスペル。
空蝉が 5枚より少ないときに全段ヒットすると、追加効果でスタンが発生。
即死効果付きの通常攻撃を受ける危険が高いです。
「忖度大強要」(むず以下では「忖度強要」)
敵自身中心範囲の HP吸収+ヘイトダウン。
範囲内にいる PC の現在 HP の 60% を吸収。
ボスの HP 回復量は吸収量の 100倍。
残り HP が 10% 以下のときに被弾すると即死になります。
▽お供1:Bozzetto Tormenter(暗/シ)
「ブラッドウェポン」を使いますが、倒さないので意味はありません。
▽お供2:Bozzetto Astrologer(黒/シ)
「魔力の泉」を使いますが、倒さないので意味はありません。
▼編成
PT編成:ナ忍忍詩赤召
参加ジョブ:召/赤
▽ナイト
お供のキープを担当。
盾は「プリュウェン」を使って、リアクトを維持するのがいいようです。
開幕時に、全体に「ホーリーサークル」を使用。
お供 5体が湧いたらタゲを集めて、ボスから離れてキープ。
距離は、アビなどでボスのタゲを取らない程度。
5体すべてに対して、常に盾が発動するように位置調整。
敵のリゲイン量が 2倍に増えた影響で、敵に TP を溜めさせないためにほぼ完全に被ダメージを 0 に抑える必要が出てきました。
召喚が「ミュインララバイ」を使う間に、1体から 1以上の被ダメージが 3〜4回発生すると「トリプルリバーサル」を使われる感じでした。
なお、魔剣では被ダメージ 0 を完全に維持することが難しいようで、うまくいきませんでした。
▽忍者 ×2
ボスへの攻撃担当。
サポジョブは戦士。
戦闘場所は、入室位置の角。
空蝉を切らさないように維持しながらボスを攻撃。
ボスの HP 50% 〜 25% の間は、特殊技で空蝉をまとめて剥がされやすいです。
ボスの通常攻撃に即死の追加効果がついているので、空蝉の張り直しを優先。
ボスが「忖度大強要」を使いだしたら、リキャストごとに「挑発」を使用。
ナイトにボスのタゲを持って行かれないようにします。
▽吟遊詩人
サポ白を推奨。
忍者×2 には、栄典,マーチ,メヌエット×2
ナイトと後衛には、栄典,マーチ,バラード×2
栄典がない場合はマーチ。
戦闘開始後は、ボスとお供にエレジー。
Bozzetto Astrologer にノクターン。
ボスが「忖度大強要」を使いだしたら、忍者にケアルガ,ケアルガII をかけて HP が 10% 以下にならないようにします。
回復しすぎると戦闘が長引くので、HP 300〜500 くらいを目安に維持。
▽赤魔道士
サポ白を推奨。
全体にヘイストII(召喚は不要)。
ナイトにファランクスII とリフレシュIII。
後衛にリフレシュIII。
戦闘が始まったら、ボスにディアIII,スロウII,パライズII。
敵には氷耐性があるようで、パライズII が 1回では通らないかもしれません。
お供が沸いたら、Bozzetto Astrologer(黒/シ)にサイレスを優先。
さらに、お供全体にスロウII。
余裕があれば、Bozzetto Astrologer にアドルII。
忍者がダメージを受けたときは回復。
ボスが「忖度大強要」を使いだしたら、忍者にケアルガ,ケアルガII をかけて HP が 10% 以下にならないようにします。
回復しすぎると戦闘が長引くので、HP 300〜500 くらいを目安に維持。
▽召喚士
履行間隔 -30秒以上必須。
推奨は -38秒以上(召喚魔法スキル 512以上+「BCホーン+1」)
お供の TP は30秒あると 1000 に届くので、「ミュインララバイ」を 30秒以下の間隔で使い続ける必要があります。
履行のコマンドから発動まで若干の間があるので、実際には履行間隔 -30秒では役に立たないと思います。
攻撃履行は使わないので「ニルヴァーナ」は不要。
戦闘の開始前に「クリスタルブレシング」(シヴァ),「大地の守り」(タイタン),「紅蓮の咆哮」(イフリート)で強化。
戦闘が始まったら、端に寄って待機。
お供が沸いたときの感知範囲に入らないようにしておきます。
ナイトがお供を集めたらケット・シーを召喚。
お供に対して、リキャストごとに「ミュインララバイ」。
お供が湧くときに召喚士本体が敵の感知範囲にいると、召喚獣がお供を自動攻撃してしまいます。
しかも、「神獣の退避」をしても再召喚をしても、攻撃対象が変わるだけでずっと自動攻撃を続けます。
お供のリゲインが強化されて特殊技を使われやすくなったので、与 TP を少しでも減らすために、ケット・シーの攻撃は厳禁です。
お供が沸くまでは、召喚士は部屋の壁に張り付いておく方が良さそうでした。
▼戦闘の流れ
強化が終わったら、忍者のうちどちらか片方がボスを釣って戦闘開始。
忍者 2人は、ボスを入室位置の角まで引っ張って攻撃。
ナイトは、部屋の中央付近で待機。
お供が現れたら、赤魔は Bozzetto Astrologer(黒/シ)2体にサイレス。
ナイトは 5体すべてのタゲを集めて、ボスから離してキープ。
召喚がお供に「ミュインララバイ」をリキャストごとにいれて、特殊技を完封。
ボスが「忖度大強要」を使い出したら、赤魔と詩人で忍者にケアルガ。
忍者の HP 300〜500 くらいを目安に維持します。
1回の戦闘時間は 9分くらい。
敵のリゲインが強化されて事故率は上がりましたが、そこそこ安定してクリアできていました。